target audience: TECH BUYER  Publication date: Sep 2023 - Document type: IDC Perspective - Doc  Document number: # JPJ49781323

2023年 国内企業のデジタルビジネス事例: デジタルビジネスを支えるIT部門によるガバナンス

By:  Go Suzuki Loading

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Abstract


本調査レポートは、国内3社で先進的なデジタルビジネス(DB)の創出/運営を行っている企業のIT部門において、DBの取り組みを通じて「ガバナンス(統制)」の在り方がどのように変化してきたかという視点で取材したものを取りまとめたものである。国内市場でも企業規模、業種や業態に関わらず、デジタルトランスフォーメーション(DX)の取り組みは、必要不可欠なものと受け止められつつある。また、その結果を企業の存続や新たな市場の開拓、新製品/新サービスの市場投入、利益や付加価値の享受、顧客エクスペリエンス(CX)や従業員エクスペリエンス(EX)の向上などに生かし、ビジネスとして運営に組み込んでいる企業も少なくない。徐々に国内企業でも、DBを今後の企業存続や発展の重要な戦略として捉え、それを支えるデジタルやITの領域のガバナンス(統制)に対しても変革の試みが行われている。

IDC Japan、Tech Buyerのリサーチマネージャーである鈴木 剛は「DXからDBへと変遷していく時代において、今まで現場の業務を支えてきたIT部門の存在が、企業経営や事業運営を支える部門として大きな役割を担うようになりつつある。この職責の遂行のためには、IT部門は今まで以上にデジタルの知識を基礎として経営層や他の部門との連携を深め、アジリティを持ってビジネスの変革に適応したガバナンスを提供する必要がある」と述べている。



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